肩のフィット感は、指で軽くつまみながら確認しよう
紳士服売り場でスーツを試着したものの、自分の身体に合っているのかどうかがいまいちわからないことってありますよね。メンズスーツのサイズには、いくつかのチェックポイントがあるのです。まずは肩の部分がちゃんとフィットしているかどうかをチェックしてください。職場にいる中高年男性が着ているスーツを見渡してみると、ちょっとダボッとした印象を受けるのではないでしょうか。これはバブルの時代にソフトスーツと呼ばれるメンズファッションが流行し、そのなごりが中高年男性に今でも残っているからなのです。しかし、令和の時代にソフトスーツはマッチしません。現在は肩の部分を親指と人差し指で軽くつまんでみて、2センチほどつまむことができたら、それが適正なサイズとされているのです。
上着の丈と袖の長さのベストサイズとは？
上着の丈は、裾の部分をお尻の丸みが見えなくなる位置に合わせるようにしてください。お尻の丸みが全体的に見えてしまうとカジュアルファッションのような印象になりますし、逆にお尻の丸みを全部隠すと寸胴に見らてしまいます。袖の長さは、必ず腕を下ろした状態で確認するようにしましょう。手の付け根に袖の先端がギリギリ触れるくらいの長さが、ベストサイズになります。このベストサイズが守られていれば、上着の袖口からワイシャツの袖を綺麗に覗かせることができるのです。メンズスーツのサイズは、ほんの数センチの違いで見る人の印象が大きく左右されます。社外の人と会う機会が多いビジネスマンは、今回紹介したチェックポイントをしっかり押さえるようにしましょう。
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